こんにちは♪しゅはりんです。
当ブログでは、「内向型」にとって有益な情報を「マインドマップ」の形で整理して、お届けすることをコンセプトとしています。
今回は、SNS全盛の今だからこそ!クリティカルシンキングのススメというテーマについて、まとめてみたいと思います。
早速ですが、当記事の内容をマインドマップにしてみました。
クリティカルシンキングとは
「○○」シンキングという思考方法は数多くあります。
ロジカルシンキングやラテラルシンキングなどなど。
「クリティカルシンキング」という言葉も何度か耳にしたことがあるのではないでしょうか。
大まかに一言でいうと、「本当にそうか?」と疑問を持ってみる意識、姿勢のことです。
クリティカルシンキングを日本語に訳すと「批判的思考」となりますが、やみくもに否定的に考えるのではありません。
「当たり前」「常識」「当然」と考えていることでも、改めて本当にそうなのか?と「建設的な疑問」を持つことが、クリティカルシンキングの真髄と言えるでしょう。
なぜクリティカルシンキングが重要なのか
クリティカルシンキングが重要な理由
なぜクリティカルシンキングが重要なのでしょうか。
思い込みやバイアスによる誤った考え方・行動をするのを防げる。
これが大きな理由の一つと考えています。
多かれ少なかれ、人は思い込みやバイアスを持っていると言われます。
脳や遺伝子、育った環境といった様々な要因が絡んで、人の考え方や行動のクセが生まれるのは当然と言えば当然でしょう。
思い込みやバイアスが必ず悪いものというのも違うと考えています。
ただ、意図しない結果につながってしまう思い込みやバイアスは本人にとってもない方がよいでしょう。
ロジカルシンキングではだめなのか?
ロジカルシンキングに代表されるように様々な思考ツールは存在します。
書籍やメディアでも数多く実践の仕方も含めて紹介されているので、色々勉強したり活用している方も多いでしょう。
ただ、思い込みやバイアスにとらわれている状態でそれらの思考ツールを活用しても、結局「思い込みやバイアスにとらわれた結果」しか生まれないでしょう。
「そもそも」を考えるクリティカルシンキングが他の思考ツールと一線を画す理由はここにあるのではないでしょうか。
クリティカルシンキングと内向型の関係は?
クリティカルシンキングは、内向型・外向型問わず、多くの人にとって活用できると効果があるでしょう。
ただ、内向型にとってクリティカルシンキングは、より大きな恩恵があると感じています。
以下にそう考える3つの理由を紹介します。
①内向型は外部刺激に高反応だからこそ効果的
内向型は外部刺激に高反応という特徴があります。
光や音といった物理的な刺激もそうですが、相手のとった行動や発言等のコミュニケーション内での刺激にも高反応と言えるでしょう。
この特徴によって、相手が言った発言の意図を考えたり、必要以上にショックを受けたり感じてしまう可能性が高いでしょう。
ただ、相手が自分が考えているような意図で発言したり行動したのかは、相手に聞いてみないと本当のところはわかりません。
もしかしたら、思い過ごしで一人で勝手に苦しんでいたという状況になってる可能性も十分あり得るでしょう。
あの人が言ってたことは本当か?自分の思い過ごしや考えすぎではないか?
クリティカルシンキングはこのような問いをもたらしてくれるでしょう。
改善する必要がある点は改善する。気にする必要がないところは気にしない。
クリティカルシンキングはその境界線を見分けるヒントを与えてくれると感じています。
②よく考えてから行動するからこそ効果的
内向型はよく考えてから行動する傾向があると言われます。
外向型はとりあえず試してみよう!と行動するところ、内向型はリスク等を慎重に検討してから行動に移ります。
これはどちらが良い悪いということではなく、ただそういうことなんですね。
そして内向型の事前によく「考える」際に、クリティカルシンキングを活用できていたらどうでしょうか。
より本質をとらえた理由や方法を元に、行動することにつながるでしょう。
場合によっては、より大きな成果につながると考えられます。
また、事前により考えてから行動するという特徴は諸刃の剣ともいえます。
思い込みやバイアスにとらわれている状態だと、考えれば考えるほど間違った方向に行ってしまう可能性が高まってしまうでしょう。
クリティカルシンキングはいずれの場合も良い効果をもたらしてくれると考えています。
③外向型の常識にとらわれなくなる
内向型と外向型の割合は、「1:3」と言われます。
外向型の方が多数派なんですね。
そのため、外向型向けの情報に接することや、外向型の人と話す可能性の方が物理的に多くなります。
場合によっては、多数派の外向型向けの考え方や行動の仕方が当たり前で正しいと考えてしまうのではないでしょうか。
内向型は外部刺激に高反応なこともその傾向を強めてしまうと考えています。
ただ、クリティカルシンキングができていると、たとえ周りに外向型が多かったり、外向型向けの情報に囲まれていたとしても、
本当にそれは正しいのか?、その考え方や行動の仕方は自分にあっているか?
という問いかけにつながるでしょう。
また、内向型向けの情報も含めて、一度立ち止まってその情報の真偽を検討してみる姿勢につながるでしょう。
SNS全盛の時代の特徴と注意点
だれでも情報を発信できる時代だからこそ
今は個人でも情報を発信できるツールが多くあります。
ツイッター、ブログ、動画投稿サイトなどなど。
個人がこれほどまで「自由」に「多くの人」に向けて「気軽」に情報発信できる時代はなかったでしょう。
そしてだからこそ、一人ひとりの責任も大きくなっていると感じます。
自分が今発信しようとしている情報は本当に正しい情報なのか?発信して被害を受ける人や組織はいないか?情報の入手元は正しいか?
クリティカルシンキングを活用して、常に自分に問いかけながら情報発信することが大切と感じます。
多くの情報に浴びせられる時代だからこそ
インターネットやスマホの普及により、手に入る情報量が圧倒的に増加しました。
個人が自由に発信できるようになり、多くの情報を自由に手に入れることができるようになったのは、インターネットやスマホ普及のプラスの面でしょう。
ただ、誰でも自由に情報発信できるようになったからこそ、入手できる情報が増えた一方で、「玉石混交」となってしまったともいえるでしょう。
悪意ある人物や組織による「フェイクニュース」も増えています。
実際、フェイクニュースを信じて現実社会で事件が起きてしまった事例も少なくありません。
フェイクニュースに踊らされたり、間違った情報で行動してしまわないためにも、クリティカルシンキングを活用することが重要でしょう。
本当にこの情報は正しいのか?情報源は信用できるのか?この情報を広めることで何か悪影響がないか?
日常で触れる情報量が圧倒的に増え、フェイクニュースが増加している時代からこそ、どの情報を信用してよいのか、広めても問題ないのかを、個人で判断する必要があります。
自分自身を守るためにも、外部に悪影響を及ぼさないためにも、クリティカルシンキングは大きな力となってくれると考えています。
まとめ
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
内向型とクリティカルシンキングの相性はとても良いと感じます。
また、SNS全盛時代だからこそ、情報の「送り手」としても「受け手」としても、クリティカルシンキングは重要となってくるでしょう。
ただ、「クリティカルシンキング」という言葉にとらわれすぎる必要もないと考えています。
1日に1度でも、「本当にそうか?」と一瞬立ち止まって考えてみることを、選択肢の一つに加えてみてはいかがでしょうか。
当ブログでは、内向型向けの情報を定期的に発信していますので、たまにのぞきにきてもらえるとうれしいです。
それでは、また (^^)。♪
お問い合わせは、下記必要事項を記入して送信してください。