こんにちは♪しゅはりんです。
当ブログでは、「内向型」にとって有益な情報を「マインドマップ」の形で整理して、お届けすることをコンセプトとしています。
今回は、内向型こそ知っておきたい「内向型の仕様」とはというテーマについて、まとめてみたいと思います。
早速ですが、当記事の内容をマインドマップにしてみました。
「内向型の仕様」とは
「特徴」や「傾向」といった言葉ではなく、なぜ「仕様」という言葉を選んだのか。
「内向型」になるかどうかは、脳や遺伝子で決まる部分が大きい。
この現実があることから、あえて「仕様」という言葉を選んでいます。
もしかしたら、この現実を知るだけでも気持ちや考えに大きな変化のある人がいるかもしれないですね。
私自身この事実を知るまでは、人と違うのか?どこかおかしいのか?と長い期間考えてきました。
生まれつき決まっているのであれば、まずはその構造や仕組みを知って、理解すること。
これが大切ではないでしょうか。
どんなに高性能なスマホやパソコンを持っていても、使い方や仕様を知らなかったら、うまく使えないですし、一部の表面的な機能を使うことしかできないですよね。
なぜ内向型こそ、「内向型の仕様」を知っておいたほうがよいのか
内向型こそ「内向型の仕様」を知っておいた方がよいと考える理由として、
内向型と外向型の割合が「1:3」で、外向型の方が多数派
ということがあります。
そして、この状況の中で、内向型の人が内向型の仕様を知らない状態だと、以下の状態に陥る可能性が高いと考えています。
・周りに「外向型」の人の方が多いため、自分も外向型の人のように行動できないことに劣等感を持ってしまう。
・「内向型」から「外向型」に変わろうとする。
・「外向型」のようにふるまえない自分を責めてしまう。
自分が「内向型」であることや、「内向型」の特徴を知らないと、自分の考えや行動の理由をどうしても自分のせいにしてしまいがちでしょう。
外向型の人のように行動できないのは、自分の努力や気合いが足りないからだ、と。
努力することは大切ですが、間違った努力の仕方は、精神的にも肉体的にも悪影響が大きいでしょう。
逆に、「内向型の仕様」を知っていれば、以下の効果があるのではないでしょうか。
・周りに「外向型」が多くても、「内向型」の自分を責めるのを防げる
・周りに「外向型」が多くても、自分のペースで進んでいける
・「外向型」向けの情報にとらわれずに、「内向型」だからこそできることに着目できる
「内向型の仕様」について知っていたり理解できていれば、無理に外向型に変わろうとする気持ちも減るのではないでしょうか。
また、「内向型」だからこそできることに着目して行動していく意識や姿勢につながりやすいと考えています。
「内向型⇒外向型」に変わる方法を考えるのではなく、「内向型の特徴や特性を活かすにはどうすればよいかを考える」
「内向型の仕様」を知ることは、この視点つながるからこそ大切と考えています。
特に知っておきたい5つの「内向型の仕様」
「内向型の仕様」は挙げればきりがないでしょう。その中でも特に、内向型が知っておきたいと感じる「仕様」を5つ紹介します。
・外部刺激に高反応
・外部の影響を受けやすい
・マルチタスクが苦手
・文章での表現の方が得意
・1人でいる時にエネルギーが補充される
外部刺激に高反応
内向型は外部刺激に高反応なため、外向型よりも多くの反応をキャッチします。
外向型はキャッチしないような刺激までキャッチできるんですね。
これは外向型が気付かないような細かな点に気付ける一方で、体力やエネルギーをより多く消費することにつながります。
たとえ好きなイベントでも参加した後はつかれてしまうのはこのためなんですね。
「外部刺激に高反応」という仕様があるからこそ、自分のエネルギー量を把握しておき、自分で調整する意識が大切でしょう。
スケジュール量を調整したり、外部の音をコントロールするためにイヤホンをつけたり、静かな場所や自然の多い環境で住んだり。
また、エネルギーを消費したら適切なタイミングで休息をとるなど。
「外部刺激に高反応でエネルギーを消費しやすい」という仕様があるからこそ、精神力で何とかしようとするのではなく、自分で外部刺激や休息をコントロールしていく意識や姿勢を持つことが大切でしょう。
外部の影響を受けやすい
「外部刺激に高反応」という仕様とも似ていますが、内向型は外部の刺激を高度なセンサーでキャッチできるため、良くも悪くも外部の影響を受けやすいでしょう。
「外向型」向けの情報に多く触れていれば、それが当たり前と感じて、同じように行動できない自分を責めてしまう危険性もあるでしょう。
ただ、逆に言えば、内向型が適切な情報に触れることができれば、本来の自分の性質を心から受け入れて活用することに注力できるでしょう。
だからこそ、内向型ほど触れる情報を自分で選択していくことが大切と考えています。
マルチタスクが苦手
何かと何かの作業を同時に行うのが苦手。これも内向型の仕様のひとつと言えます。
マルチタスクだと、内向型にとっては刺激が強すぎるんですね。
同時に多くの刺激が入ってきてしまうと、脳の処理能力をオーバーしてしまいフリーズしてしまいかねないでしょう。
一つのことを順番に考えたり処理するシングルタスクを意識することで、適切な刺激量を保ちながら、順番にこなしていくことができるでしょう。
同時に色々考えたり処理しようとするのではなく、時間を決めて一つ一つ処理していく。
内向型ほど、この意識が大切だと考えています。
文章での表現の方が得意
あなたは書いて説明するのと、話して説明するのではどちらが得意でしょうか。
内向型は、事前に考えてから行動したり、対面だと相手のことが気になってしまい考えがまとまりきらないといった特徴から、文章での表現の方が得意と言われます。
自分のペースで適切な外部刺激量で表現できるのが合っているんでしょうね。
また、内向型は読書が好きなことが多いため言語能力が発達しやすいという背景もあるのではないでしょうか。
もちろん話す能力を上げることは大切でしょう。
ただ、無理に話す能力を伸ばそうとするよりも、得意な文章の表現能力を伸ばして活用するという意識があってもいいかもしれませんね。
1人でいる時にエネルギーが補充される
内向型は外部刺激に高反応なため、多くの人といるとエネルギーを消費します。
これは良い悪いではなくそういうものなんですね。
そして、内向型は一人の時にエネルギーが補充される。
外向型の人は人と一緒に過ごしたり活動することでエネルギーが補充されるので正反対ですね。
外向型の方が割合が多いため、休日は活動的に行動するのがよいという傾向があるでしょう。
ただ、そういった「外向型」向けの情報にとらわれるのではなく、休みたいときは休む、休息のタイミングや量を自分でコントロールしていく意識が大切でしょう。
「内向型の仕様」を活かしたアプローチのすすめ
書店に行けば多くのハウツー本がありますし、ネットでも調べれば多くの方法論や考え方を知ることができます。
色々試してみるのも大切でしょう。
ただ、どこか自分に合わない、何か違和感を感じるといった場合は、もしかしたら「内向型」向けではなく、「外向型」向けの考え方や方法論なのかもしれないですね。
内向型は高いポテンシャルを持っていると言われています。
ただ、
「内向型の仕様」を理解して、考えたり行動できていればこそ、ポテンシャルを発揮しきれる。
そう感じます。
がむしゃらに頑張ってみるのもひとつかもしれないですが、まずは内向型はどのような特徴、傾向があるのかを調べてみるのが大切と考えます。
その上で、内向型に合う方法や、内向型に合うようにカスタマイズしながら方法論を試してみる。
そんな考え方を選択肢の一つに加えてみてはいかがでしょうか。
まとめ
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
「内向型の仕様」について知ることは、これまでどこか人と違うのかな?と思っていた自分を下手に責めることから解放されます。
また、内向型の自分が活用できる情報に出会うヒントになります。
外向型向けの情報や考え方に、無理やり自分をあてはめようとするのではなく、ぜひ内向型の特性を活かしていただければと思います。
当ブログでは、内向型向けの情報を定期的に発信していますので、たまにのぞきにきてもらえるとうれしいです。
それでは、また (^^)。♪
問い合わせ
お問い合わせは、下記必要事項を記入して送信してください。