こんにちは♪しゅはりんです。
あなたは「不安感」を感じやすいでしょうか?
もし不安感を感じやすいと考えていましたら、
性格や考え方が理由ではなく、
もしかしたら「あること」が理由かもしれません。
進路や仕事、人間関係など様々な場面で不安を感じることがあるかもしれません。
現在はSNSやインターネットが当たり前のようにあるため、
他の人の状況が見えすぎるというのも影響しているように感じます。
また、もしあなたが「内向型」だった場合、
外部刺激に高反応という特徴や、良くも悪くも「考える」傾向があるため
より不安感を感じやすいかもしれません。
今回、「不安感」を感じる理由と、その具体的な対策を3つ紹介します。
けっして難しい方法ではないので、安心してください♪
もし今、何か悩みや不安を抱えていましたら、
少しでもより良い方向に進めるためのヒントになれば幸いです。
「不安感」を感じる理由とは
「不安感」を感じる理由は、
未来との心理的距離が遠い
ためです。
例えば5年後の自分をどれくらいリアルに思い浮かべることができますか?
もし鮮明に思い浮かべることができれば未来との心理的距離は「近い」状態です。
逆に今の自分と別人のように感じたり、どうなるかわからない状態であれば
未来との心理的距離は「遠い」状態です。
5年後でなくても、例えば数日後や、それこそ明日の自分でもかまいません。
ポイントは未来の自分と今の自分の間につながりを感じているかという点になります。
そして心理的距離が「遠い」状態だと、将来どうなるかわからないといった感覚を感じやすくなるため、「不安感」を感じやすくなってしまいます。
やることが明確になっていて次に何をすればよいかわかっている場合は、
「大変」と感じることはあっても、「不安感」を感じることはないでしょう。
不安感を感じる理由はほかにもあるとは思いますが、
今回は、この「未来との心理的距離が遠い」という理由に焦点を絞って
不安感をなくす3つの具体的対策を紹介します♪
ポイントは
「未来を今に近づける」
になります。
「不安感」をなくす3つの具体的対策
①「目標」よりも自分が決めた「価値観」に着目する
「目標を立ててそこに向かって頑張る」ということは
多くの人が効果的と感じている考え方だと思います。
ただ、「目標」だけに着目することは、「未来との心理的距離」が遠くなる理由のひとつになってしまいます。
「目標」を立てると、「目標を達成する」か「目標を達成できない」かという未来が発生します。
今の自分が進む選択肢が増えるので、未来が1つの場合よりも、今の自分と未来の自分のつながりを意識しづらくなってしまい、結果的に「未来との心理的距離」が遠くなってしまいます。
しかし、「価値観」に着目していると、「未来との心理的距離」が遠くなるのを防ぐことができます。
「価値観」という自分の生き方や考え方の指針が、未来をひとつにまとめてくれるため、余計な選択肢が生まれないためです。
引用元 鈴木祐『最高の体調』
例えば「試験に合格する」という目標があった場合、目標に着目していると「試験に合格する」「試験に不合格になる」という選択肢が生まれます。
しかし「自分の成長」「より幸福な人生を歩む」といった価値観に着目していると、
良い意味で試験の合否にとらわれることはなくなると感じます。
少なくとも試験の結果だけに着目している状態よりも、
「不安感」が少ない状態で具体的に対策できることに
集中できるのではないでしょうか。
②「作業」や「時間」を区切る
「作業」や「時間」を区切ることも、「未来との心理的距離」を近づける方法の1つです。
作業量が膨大だったり、時間が大量にある状態だと、
何をすればよいか、何から着手すればよいかわからない状態になってしまいます。
そしてその状態は、今の自分と未来との心理的距離が遠くなってしまいます。
そのため「不安感」を感じやすくなってしまいます。
「何をすればいいかわからない」「どうすればよいかわからない」時は
不安感が強くなりますよね。
その対策として「作業」や「時間」を区切ることが効果的です。
「作業」や「時間」を区切った分だけ、今やることが明確になり、
今の自分と未来の自分とのつながりも感じやすくなります。
そのため、未来との心理的距離が近くなります。
引用元 鈴木祐『最高の体調』
③ if-thenプランニングを活用する
if-thenプランニングとは、
「もし○○の状態になったら、□□をやる」
と計画することになります。
例えば、帰宅したら筋トレをする、朝起きたら歯を磨く、
といったことになります。
知らず知らずのうちに日々の中で取り入れてることも多いかもしれません。
このif-thenプランニングも未来との心理的距離を近づける効果的な方法の1つです。
「○○の状態になったら□□をやる」という見通しが立っていると
たとえ今は別のことをしていても、○○の状態になったら
□□のことをやるという自信があります。
そのため、本当にやるかどうかという余計な「不安」を感じることがなくなります。
if-thenプランニングではなく、「意志の力」だけでやろうとすると
本当に実行するかどうかはわかりません。
他の習慣や状況によってはできないことも十分考えられるでしょう。
if-thenプランニングは習慣化する上で効果的なだけでなく、
不安感をなくす上でも効果的な方法です。
まとめ
不安感を感じるのは、「未来との心理的距離が遠い」ため。
そして、その具体的対策は「未来を今に近づける」ことです。
今回は3つの方法を紹介しましたが、
やりやすいものから試してみていただければと思います。
また、今回紹介した3つの方法以外にも
「未来を今に近づける」という点で効果的な方法は色々あると思いますので、
ゲーム感覚で色々試していきましょう♪
参考文献
当記事の内容は、この本の内容を参考にしています。
今回紹介した「不安感」を感じる理由と3つの具体的な対策以外にも、
参考になる考え方が数多く紹介されています。
もしあなたが「内向型」の場合、
特に役立つ内容が含まれていると感じます。
ぜひ読んでみてください♪
※ちなみに下記記事で、この本の目次をマインドマップ形式で紹介していますので、
よければ見てみてください♪
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!