こんにちは♪しゅはりんです。
あなたは自分の性格が好きですか?
自分の性格を「暗い」「内気」といった見方をしたり、変えたいなぁと感じたりすることがありませんか?
また、周りのみんなが楽しそうにしていると逆に落ち込んだりすることはありませんか?
もし少しでも当てはまるところがあるなぁと感じたら、ぜひ読んでみてほしい1冊があります。
・コミュニケーションの本を読んでもどこか違和感を感じる人
・周りが気にしないようなことも自分は気になると感じている人
・何かと悩みがちと感じている人
自分自身、何かと自分の性格について悩みがちでした。
本書で紹介されている「内向型」という考え方と、その活用方法を知って、色々と考え方や捉え方が大きく変わりました。
読んでみてポイントと感じた点を、今回マインドマップでご紹介します♪
『内向型を強みにする』のポイント
今回まとめたマインドマップはこちらです。
上記のマインドマップの、各節の概要を説明します。
はじめに
『内向型を強みにする』はまず、世界は外向型が多数派で、内向型は少数派であるという事実の紹介から始まります。
世界の七五パーセントは外向型でできている
友達100人できるかな?休みの日は家でゴロゴロしていないで外へ出かけよう!
どこかこれまで違和感を感じていた考え方が、世界は外向型が多数派で構成されているという事実を知ることで、違和感の理由を知ることができました。
外向型の考え方を無理やり内向型の自分に適応させようとしていたためだと気付きました。
また、外向型の人が誰とでも気さくに話したり友達になっている姿を見て、少人数で接したり話すのが好きだった自分はどこかおかしいのでは?と感じていましたが、
わたしはどこもおかしくない。ただ内向的なだけ
この言葉で、決して自分はおかしいわけではないことを実感できました。
自分自身も本書を読むまではそうだったように、「内向型」については、「内向型」の人自身も外向型の人も、多くの誤解を持っていると感じます。
「内向型」なのに「外向型」になろうとしたり、「外向型」のようにふるまおうとしたり。
本書でも以下のように指摘しています。
自分のことを誤解している内向型が多すぎる!
「内向型」の人が「内向型」について詳しく教えてもらう機会はなかなかないと思います。
ただでさえ、外向型が多数派の社会ですからね。。
ぜひ、本書で「内向型」についての知識や理解を深めていただければと思います♪
内向型と外向型の違い
内向型と外向型の違いについても詳しく説明されています。
以下の説明がわかりやすいと感じます。
内向型の人は、充電式のバッテリーに似ている。彼らには、いったんエネルギーを使うのをやめて、充電のために休息をとる必要がある。この休息をもたらすのが、刺激の少ない環境 だ。それは、エネルギーを回復させてくれる。そういった環境こそ、彼らの居場所なのである。
一方、外向型の人は、ソーラーパネルに似ている。彼らにとって、ひとりでいること、あるいは、なかにいることは、厚い雲の下で生きているようなものだ。太陽電池板は、充電のために太陽を必要とする。
内向型と外向型でエネルギーの回復方法や取得元が異なります。
そのため、内向型と外向型で休日の過ごし方も違ってきます。
内向型は家で読書したり好きな映画を見たりすることでリフレッシュできる一方、外向型は外でスポーツをしたら旅行などをすることでエネルギーを補充できるんですね。
内向型と外向型でこのような違いがある理由として、脳の神経伝達物質の通り道が異なっているためと説明されています。
詳細は本書をご覧いただきたいと思いますが、結果的に、内向型は内部の思考や感情に注意を向けるようになり、外向型は自分の外に注意を向けるようになると紹介されています。
内向型の特徴
内向型か外向型かを決める要素として「気質」があると紹介されています。
気質について以下のように説明されています。
遺伝の影響下にあり、長期的にかなり安定している
(中略)
気質は、個人ごとに異なり、人生の初期に現れるのだ。
その人の遺伝子といった生まれつき持っている要因によって、内向型になるか外向型になるかに大きく影響されると紹介されています。
下記記事で、内向型か外向型かを判断するチェックリストを紹介していますので、ぜひ読んでみてください♪
外向型の海を泳ぐ方法
『内向型を強みにする』の冒頭で、外向型の割合の方が多いことが紹介されています。
そして、内向型が「外向型が多数派」の海(社会)をうまく「泳いでいく」方法についても、具体的な考え方やテクニックが紹介されています。
・パートナーとの関係
・子育てのポイント
・人付き合いでのポイント
・仕事でのポイント
内向型の特徴を踏まえながら、外向型の社会を内向型の特性を活かしながら前に進んでいけるかが紹介されています。
内向型の自分にぴったりの人生をつくるコツ
内向型は遺伝子や脳の仕組みなど、生まれつききまる部分が大きい。
その点を踏まえた上で、「生まれ持った内向性」をどのように活かして人生をつくっていくかも紹介されています。
「自分のペースを設定すること」「ひとりが好きだからこそ、友を持つべし」「外へ向かう7つの戦略」、などなど。
内向性の特徴を大切にする一方、引きこもることを推奨するのではなく、外向型の社会へ踏み出していくことの重要性も強調されています。
そのための具体的な考え方も紹介されています。
「内向型」の自分の特徴を受け入れることができ、その上で、できることを考え行動していこうという気持ちになれる1冊です。
最後に、「内向型人間のいきるよすがとなる言葉」を紹介します。
<内向型人間の生きるよすがとなる言葉>
遊び心を持とう。
休憩をとろう。
自分の内なる世界のすばらしさを認めよう。
誠実であろう。
好奇心を持ち続けよう。
協調性を保とう。
孤独を大いに楽しもう。
感謝の心を持とう。
あなたでいよう。
そして、あなたの光で世界を照らそう。
『内向型を強みにする』の目次
『内向型を強みにする』の目次を以下に引用します。
目次は本の骨格のため、全体像をイメージしやすくなると考えています。
ぜひ頭の片隅に意識しながら読んでみてください♪
第Ⅰ部 陸に打ちあげられた魚―内向型人間とは?
第1章 内向型と外向型はどこがちがう?
第2章 内向型人間はなぜ誤解されるのか?
第3章 内向型は生まれつき?―すべては脳のなせるわざ
第Ⅱ部 外向型の海を泳ぐ法―内向型人間の上手な暮らしかたガイド
第4章 パートナーとの関係―身近な人ほど誤解しやすい
第5章 子育て―親も子も無理をしないために
第6章 人づきあい―内向型人間がパーティーを楽しむ方法
第7章 仕事―九時から五時までの脅威
第Ⅲ部 自分にぴったりの人生をつくる
第8章 内向型の自分をまもるために
第9章 生まれ持った内向性を大切に育てよう
第10章 外へ―あなたの光で世界を照らそう
また、下記記事で本書の目次をマインドマップ形式でも紹介していますので、よければ読んでみてください♪
マインドマップ作成のすすめ
今回、私が読んでポイントと感じる点をマインドマップで紹介しましたが、
ぜひ本書を読んだらマインドマップで考えをまとめてみることをおすすめします!
きっとあなただからこそ気づける観点やポイントが見えてくると思います♪
マインドマップで整理しておくと、以下のような効果もあります。
・本を読んだ後の記憶の残りやすさが向上する
・気軽に思いだしやすい(復習回数アップ!)
ちなみに、マインドマップの効果を下記記事でまとめていますので、よかったら読んでみてください♪
まとめ
今回紹介したポイント以外にも、『内向型を強みにする』を読むことで多くの学びや気付きがあります。
少しでも興味を持たれましたら、ぜひ読んでみてください♪
今回ご紹介した『内向型を強みにする』以外にも、内向型の人におすすめの本を下記記事で紹介しています。
もしよかったら見てみてください♪
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!