内向型・HSPのための道具箱
~情報「過」社会で、内向型・HSP向きの「戦略」をご紹介します~
人間関係

「お願い」をするほど相手から好かれる!「お願い」に対する誤解と効果的な理由とは

こんにちは♪しゅはりんです。

あなたは、人に「お願い」をするのが得意ですか?

 

もしかしたら、

相手に「お願い」するよりも、

自分でやってしまおうと考えることが多くありませんか?

 

私自身「内向型」ということもあり、

お願いすると相手に迷惑では?と考えたり、

相手が忙しそうだと、頼みそびれてしまったり。。

 

相手に「お願い」をすることに対して、

どこかネガティブな印象を持っていました。

 

ただ、実は「お願い」をした方が

・相手から好かれる

・「お願い」は相手にとってもメリットがあること

ということを知りました。

その理由をご紹介します♪

 

この記事がお勧めな人

・「お願い」に苦手意識を感じている人

・「お願い」は相手にとって負担になる行為だと考えている人

・一人で頑張るクセがあると感じている人

当記事の内容をマインドマップにまとめてみました。

トラネコくん
トラネコくん
上のマインドマップはクリックすると、拡大表示されるよ!
シロネコくん
シロネコくん
「右上」から時計回りに見ていってね。

 

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「お願い」に対する誤解と効果的な理由

人は「助けた相手」を好きになる

人は、「助けた相手」を好きになる

といいます。

これは、人間の心理で

「助けるのは、相手を好きだから」

という前提があるためです。

嫌いな相手を積極的に助けようとすることは少ないですよね。

 

そのため、

相手を助けた場合、たとえ相手を好きでなかったとしても

「助けたのは自分が相手を好きだったからだ」

と考える心理的な作用が働くそうです。

 

「嫌いな相手を助けた」という状態でいると

心の中で心理的な矛盾が働き、

その矛盾を解消するために、

「好きだったから助けた」という考え方・気持ちの変化が生まれるそうです。

これが、人は「助けた相手を好きになる」という理由です。

 

そのため、従来考えられがちな

「相手に何かをしてあげればあげるほど相手から好かれる」

という意識は、心理学な観点からみると

あまり効果的ではないのかもしれません。

 

相手に好かれたいと思っているときほど、

相手に「お願い」をしてみるのが効果的なようです。

 

シロネコくん
シロネコくん
「アイコンタクト」や「笑顔」といったコミュニケーションのコツよりも、もしかしたら効果的な考え方もしれないね。

 

お願いをされた側の承認欲求が満たされる

私自身、これまで何か人にお願いをする前に、

「お願い」をされた側は迷惑なのでは?

と考えていました。

相手の時間や体力を少なからず奪ってしまうためです。

 

ただ、お願いされた相手が自分の得意なことで

相手の役に立ったと感じた場合、

相手の承認欲求が満たされるというメリットになります。

 

自分に都合の良いように解釈しているだけでは?と

考えもしましたが、自分の立場で考えてみた場合、

自分が得意なことで誰かからお願いをされて

それに応えて、お礼の言葉を言われた時のことを想像すると

たしかにそうだなぁと感じます。

 

「お願い」は相手にとってもメリットのあること

この視点は我々の意識や行動を変えてくれる

とても役立つ考え方と感じます。

ミケネコくん
ミケネコくん
「お願い」が相手にとってもメリットがあることなら、躊躇する必要はないよね〜

「お願い」がもたらす効果

「相手」が何について得意かを考えることにつながる

「お願い」についてポジティブな認識を持てると

いい意味で

積極的に「お願い」をしてみよう

という感覚になると感じます。

 

そして、

「誰が何について得意か」を

考えることにもつながると感じます。

 

お願い」をすることは最終手段と考えていると

誰が何について得意かを考える選択肢すら

浮かんでこないのではないでしょうか。

 

実際に「お願い」するかどうかは別として

「お願い」の前段階から

周りを広く見渡すことにつながる効果もあると考えています。

 

相手に関心を持つことにつながる

「誰が何について得意かを考える」ことにもつながりますが、

相手はどのような人で、どのような考えをもっているのか

「お願い」をするかもしれないと考えることで

相手への関心を持つことにつながると感じます。

 

特に内向型の場合、

自分の内面に意識が向くという特徴があります。

そのため時として周りへの関心が弱くなることもあるかもしれません。

内向型ほど、「お願い」を活用する効果は大きい

そう考えています。

「見られる」側から「見る」側の意識に変わる

内向型の特徴の一つに

「外部刺激に敏感」というものがあります。

場合によっては、周りの視線が気になりすぎたり、

周りが自分のことをどう見ているかを気にしすぎたり。

私自身も内向型のため、

たまに周りの視線が気になってしまうことがあります。

 

「お願い」を活用する意識は、

「見られる」側から「見る」側に意識を変えてくれる効果もある

と感じます。

 

相手が何について得意かを考える」ことは、

自分がどう見られているか、という「見られる」側ではなく、

「見る」側の意識の使い方です。

場合によっては、内向型の弱点となってしまう

「外部刺激に敏感」という特徴も

「お願い」を活用することは、カバーしてくれると感じます。

 

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実際に「お願い」に踏み出す上で役立つ考え方

意外と「お願い」は断られない

人は自分が「お願い」をした時に

受け入れてもらえる確率は50%くらいと考えるそうですが、

大半の場合は断られないという

研究結果があるそうです。

 

自分自身がお願いをされた場合のことを考えるとたしかにそうですよね。

特に自分が得意なことを「お願い」された場合は、

やむを得ぬ理由や時間的な余裕がない場合などを除いては、

できるだけ助けてあげたいと感じるのではないでしょうか。

「お願いは意外と断られない」

この事実も頭の片隅に入れておくと効果的と感じます。

 

断られたとしても、何も失うものはない

何か自分が「お願い」をして断られたとしても、

何も失うものはありません。

お願いをする前の状態に戻っただけですよね。

(強いて言えば、お願いするのにかかった「時間」くらいでしょうか。。(笑))

 

「お願い」をして断られても何も失うものはない。

「お願い」をして受けてもらえたら儲けもの。

これくらいの心持ちで「お願い」をするのが効果的ではないでしょうか。

トラネコくん
トラネコくん
もし断られても、他に得意な人にお願いすればいいだけだよね♪

「セルフコンパッション」という考え方と併せて

「お願い」をするとさらに効果的と考えています。

下記記事で「セルフコンパッション」について紹介していますので、

よかったら読んでみてください♪

「内向型」が最初に「持ちたい視点」とは こんにちは♪しゅはりんです。 当ブログでは、「内向型」にとって有益な情報を「マインドマップ」の形で整理して、お届けすること...

 

「アドバイス・シーキング」から始めてみる

「アドバイス・シーキング」とは、

相手にアドバイスを求めることです。

 

自分が困っている状態で、

何からお願いをしたらよいかわからない場合、

まずは、得意な人に「アドバイス」を求めることから始める

のが効果的と考えています。

 

アドバイス・シーキングは心理学的にみても

相手の承認欲求を満たす効果もあり

暗に相手を称賛していることにもつながるといいます。

 

何を「お願い」するか困ったら、まずは「アドバイス・シーキング」から

 

このように決めておくと、

「お願い」をするハードルを下げてくれると感じます。

 

「お願い」の注意点

「お願い」は、相手から好かれる上でも効果の大きい方法です。

ただ、それは、

「相手が得意なこと」をお願いしているという前提があればこそ

と感じます。

 

相手が苦手なこと、相手がやりたくないことを

一方的に「お願い」するのは

好かれるどころか、めんどくさい人間と考えられてしまっても

無理はないと思います。

自分が「お願い」したい内容について得意な人にお願いをする

この視点も大切にしながら「お願い」していくのが効果的と感じます。

 

参考情報

今回記事でご紹介した内容は、

下記動画内容を参考にしています。

他にも参考になる情報が盛り込まれていますので、

よければ見てみてください♪

 

「アドバイス・シーキング」について紹介されている動画はこちらです↓

 

まとめ

「お願い」は決して相手にとって迷惑なことではなく、

相手にとっても多くのメリットがあること。

そして、

「お願い」は自分と相手の双方にとって効果的なこと

 

今後、行動する際に「お願い」を

積極的に選択肢の一つに入れてみてはいかがでしょうか。

 

私自身そうですが、

たとえ現時点で、「お願い」が得意でなくても

ひとつひとつレベルを上げていけば、

色々な場面(ビジネス、プライベートなどなど)で

役立つ「技術」だと感じます。

ぜひ一緒に「お願い」を積極的に活用していきましょう♪

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

それでは、また♪

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