こんにちは♪しゅはりんです。
当ブログでは、「内向型」にとって有益な情報を「マインドマップ」の形で整理して、お届けすることをコンセプトとしています。
今回は、知ってるだけで効果絶大!思い込み・バイアスとの付き合い方というテーマについて、まとめてみたいと思います。
早速ですが、当記事の内容をマインドマップにしてみました。
思い込み・バイアスと上手に付き合っていくには
「思い込みやバイアスにとらわれていないか?」という視点を常に持つことが大切
あなたは思い込みをしやすい方でしょうか。
人は脳や遺伝子、家庭環境、受けてきた教育など、様々な要素が関連して、多かれ少なかれ思い込みやバイアスを持っていると言われます。
何も意識していないと、知らず知らずのうちに思い込みやバイアスにとらわれてしまう可能性が高いでしょう。
全く思い込みやバイアスのない人はほとんどいないのではないでしょうか。
多くの場合、自分が思い込みやバイアスにとらわれていると思いもしないでしょう。
だからこそ、思い込みやバイアスは時として人を誤った方向に向かわせる危険性を含んでいるでしょう。
では、思い込みやバイアスにとらわれないためにはどうすればよいのでしょうか?
「思い込み・バイアスにとらわれていないか?」という視点を常に持つこと。
これが大切と感じます。
どのような思い込みやバイアスがあるか「知っていること」が大切
また、思い込みやバイアスについて「知ること」「理解すること」が、思い込みやバイアスにとらわれない方法の一つと考えています。
完全に思い込みやバイアスにかからないことは難しいとしても、自分がどんな思いこみゃバイアスにかかっているのか、かかりやすい傾向があるのかを理解しておけば、対策の取りようもあるでしょう。
そのためにも、まずは「知ること」「理解すること」が重要と考えています。
思い込みやバイアスは必ずしも「悪」というわけでもないでしょう。
「思い込み・バイアス」が不安を軽減してくれたり、前に進む気力を与えてくれたり。
社会生活を営んでいく上でプラスの働きをしている場面もあるでしょう。
思い込みやバイアスをプラスに活用するためにも、「知ること」「理解すること」が重要と考えています。
内向型こそ知っておきたい5つの思い込み・バイアス
思い込みやバイアスは数多くありますが、まずは内向型が特に知っておいた方がよいと考える5つを紹介します。
感情が行動の原因ととらえるバイアス
嬉しい気持ちや悲しい気持ち、やる気やモチベーションといった「感情」が、何か行動をする際の理由と考えるバイアスです。
内向型にとってなぜこのバイアスの影響が大きいかというと、内向型は「よく考えてから行動する」特徴があるためです。
このバイアスがあると、「感情やモチベーションが高まってから行動しよう」という考え方や、「行動できないのは感情やモチベーションがうまく上げれていないからだ」という考え方につながってしまう可能性が高いでしょう。
感情ややる気は高まる場面もあれば、沈む場面もあります。
感情が沈んでいる時に、やろうと考えていた行動に手がつかなかったり、感情が高まるまで待ってから行動しよう、という意識につながるのも無理はないでしょう。
習慣化をしたり何か作業を進めたいと考えている場合、このバイアスに注意が必要と考えています。
マインドマップは、「感情」が関係ないほど、気軽にとりかかれる方法のためおすすめです。詳細は以下の記事内で紹介しているので、よかったら読んでみてください。
モラルライセンシング
「良いこと」をしたと考えた後に怠けてしまう心理状態のことを指します。
試験勉強をした後にテレビやゲームを長時間したり、運動をした後にビールや甘いものを大量に食べてしまったり。
目標達成に向けてこのバイアスを理解しておかないと、なかなか期待する結果を得ることは難しいでしょう。
このモラルライセンシングの対策方法は、
「良いことだからやっている」ではなく「好きなことだからやっている」と考えることが効果的と言われます。
好きなことだからやったと考えていると、作業後に怠けたりリバウンド的な行動が起こりづらいと言われています。
自分の好きなことに長時間集中して取り組むことができるのは、内向型の得意分野のひとつでしょう。
何か作業をする時にぜひ「好きだからやっている」という感覚を実感しながら取り組んでみてはいかがでしょうか。
白黒思考(全か無か思考)
極端な選択肢で考える思考のことを指します。
「0」か「100」か。全てやるか、全くやらないか。
白黒思考の状態だと、例えば飲み会に誘われた時に、「欠席する」か、「参加する」かの2つの選択肢しか見えなくなってしまいます。
他にも「少しだけ参加する」、「別の日を提案する」といった「中間的な」選択肢があるにも関わらず、白黒思考の状態だと、他の選択肢が見えなくなってしまう。
内向型は外部刺激に高反応なため、エネルギーを消費しやすい特徴があります。そのため、エネルギーの管理が大切になります。
白黒思考ではなく、中間的な選択肢も含めて考慮する姿勢が大切でしょう。
内向型にとって、無理に周りに合わせるのではなく、最適なエネルギー量を確保するや、適切なエネルギーの振り分けにつながると考えています。
読心バイアス
「相手の考えていることがわかっている」と考えるバイアスです。
内向型は外部刺激に高反応なこともあり、相手の行動や表情の変化などから、何をしてほしいかを察しやすいと言われます。
たしかに外向型には気付けないようなことに気付くことができるのも内向型の特徴のひとつでしょう。
ただ、相手が考えていることは完全にはわかりませんし、当の本人もわかっていない場合もあるでしょう。
そのような状況で、相手の心を「読めている」気になる読心バイアスにかかってしまっていると、不要なストレスや相手への不満につながってしまう可能性もあるでしょう。
また、勝手な決めつけで考えたら、行動をしてしまう危険性もあるでしょう。
どんなに相手の心を理解できていると感じても、相手の「真意」を聞いたり、「事実」を確認することが大切でしょう。
すべき思考
「~するべき」、「〜しないといけない」と考える思考のことです。
「周りがそうしているからしないといけない」、「常識で考えてたらそうするのが当たり前」といった考え方につながります。
内向型と外向型の割合は「1:3」と言われます。
物理的に外向型の方が割合が多いため、外向型向けの情報に多く接する傾向があります。
もし内向型がすべき思考にとらわれて外向型優位の状況にいると、「外向型のように行動しないといけない」、「外向型のようにならないといけない」、と考えてしまうでしょう。
心からそう思っているのであれば問題ないでしょうが、多くの場合は義務的に考えていることが多いでしょう。
内向型と外向型は性質や特徴が違うため、得意とする分野が異なります。
エネルギーの補充方法の違いでいうと、外向型は人と接することでエネルギーが補充されますが、内向型は一人でいる時にエネルギーが補充されます。
内向型が外向型と同じようなペース配分で人と接しようとすると、エネルギーがもたないのも無理はないでしょう。
内向型の人が、内向型の特徴を知らない状態、かつ、「すべき思考」の状態は、とても危険な状態でしょう。
外向型のようにエネルギーがもたなかったり、外向型のようにふるまえない自分を責めてしまったり。
内向型本来の特徴を生かす意識や姿勢につなげるためにも、「すべき思考」には注意が必要と考えています。
思い込み・バイアスに関する参考情報
思い込みやバイアスにとらわれないためには、まずは知ることが大切と感じます。
以下に、バイアスに関する参考情報を紹介します。
インターネット上の記事や書籍の内容など、参考情報は適宜追加予定です。
一覧で一通り解説されてますので、どのような思い込みやバイアスがあるか、さっと目を通しておいていただくのがよいかと感じます。
同じバイアスを説明している場合もありますが、複数の表現や解説を読むことで、より深く理解できると考えています。
参考情報①:ネット記事(認知バイアス一覧で社会心理学入門)
社会学研究家の暁 美焔さんがバイアスを一覧で紹介している記事になります。
計192個のバイアスを一覧で掲載していますので、どのようなバイアスがあるか大部分を把握することができるのではないでしょうか。
参考情報②:ネット記事(総まとめ。あなたが間違いを犯す36の心理パターン)
36個の心理パターンやバイアスについて、具体的な例を交えて紹介されています。
参考情報③:ネット記事(【バイアス】あなたが知るべき13の認知バイアス(人生に役立つものだけ))
知っていると人生に役立つバイアスという位置づけで、13個紹介されています。
わかりやすいイラストと共に紹介されているので、内容を理解しやすいと感じます。
※他の参考情報は適宜追加予定です。
まとめ
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
思い込みやバイアスにとらわれないためにはどうすればよいか?
自分が思い込みやバイアスにとらわれる可能性があることを認識して、「思い込みやバイアスにとらわれていないか?」という視点を常に持つこと。
思い込みやバイアスにはどのような種類があるのかについて知って、理解しておくこと。
これらの姿勢が大切と感じます。
人間は学んだことを1時間後には半分ほど忘れ、1週間~1か月後には8割忘れるとも言われます。
思いこみやバイアスについて、定期的に復習したり思い出すことも大切でしょう。
一度理解したつもりが、時間が経って忘れてしまい、思い込み・バイアスにとらわれてしまう可能性もあるでしょう。
当記事が思い込みやバイアスとうまく付き合っていくための一助になれればうれしいです。
それでは、また (^^)。♪
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