こんにちは♪しゅはりんです。
「悩みを一瞬で消す方法」と聞くとどう感じるでしょうか?
悩みは簡単に消えないから大変だよと感じるかもしれません。
自分の性格について、人間関係について、勉強について、仕事について、などなど。
「悩み」の定義を調べると、「精神的に苦痛・負担を感ずること。そう感じさせるもの。」と出てきます。
この「悩み」をなくす1つのヒントとして、以下の視点が効果的と考えています。
①「事実」と「解釈」を切り分ける
②「事実」はありのまま受け入れる
③「解釈」を自分で選択する
「事実」と「解釈」を切り分ける
「悩み」は様々な場面(人間関係、人生、仕事、勉強、などなど)で発生するでしょう。
ただ、「悩み」とはそれ自体が独立して存在するものでしょうか。
多くの場合、その人が起こった出来事に対して、どのように「解釈」するかで、「悩み」にもなれば、逆に「チャンス」にもなるでしょう。
例えば、交通事故で骨折した際に、「なんて自分は不幸なんだ」と「解釈」する人もいれば、「骨折だけですんでなんて自分は運がいいんだ」と「解釈」する人もいるでしょう。
「悩み」をなくす上で、まずは起こった出来事・事実に対して、どのように自分が「解釈」しているかを意識してみることが効果的ではないでしょうか。
そして、そのための第一歩として、「事実」と「解釈」を切り分けて考えることが大切と考えます。
「事実」はありのまま受け入れる
「事実」と「解釈」を切り分けた上で、「事実」はありのまま受け入れる視点が大切と感じます。
「事実」の定義を調べると、「実際に起こった、または存する事柄。」と出てきます。
1メートルは100cm、今日の天気は晴れ、試験に合格/不合格、などなど。
このような客観的に良い悪いと判断されるのではなく、ただ単にそうであるということが「事実」です。
そして、この「事実」はありのまま受け入れることが大切と考えます。
「事実」を変えようとするのは、それこそ「悩み」の原因となってしまうでしょう。
「解釈」を自分で選ぶ
「事実」は変えることができないとしても、「解釈」はいくらでも自分で選択できます。
そして、悩みを一瞬で消す方法がここにあると考えています。
起こった出来事や事実に対して、自分がどのように「解釈」するかを自分で選択する。
感情やその時の状況で、冷静に「解釈」を選択することは難しい場合もあるでしょう。
ただ、この視点を持っているだけでも、客観的に自分を見ることにつながるのではないでしょうか。
「悩み」とは、起こった事実に対して、「悩み」につながる「解釈」をしているから、「悩み」として成立します。
すぐに「解釈」を変えることは難しいとしても、別の「解釈」がないかを少し立ち止まって考えてみるだけでも、「悩み」がなくなる方向に進んでいくのではないでしょうか。
まとめ
起こった「事実」に対して、自分がどう「解釈」するかで、「悩み」にもなれば「チャンス」にもなる。
そして、「解釈」は自分でいくらでも選択できる。
「悩み」を一瞬でなくす方法として紹介しましたが、「悩み」を抱えている時は、冷静に考える余裕をなくしてしまっている場合が多いでしょう。
そんな時ほど、まずは「悩み」ととらえていることについて、「事実」なのか「解釈」なのかを考えてみることが効果的ではないでしょうか。
参考文献
当記事の内容は、この本を読む中で気付いた観点です。
この本では、「知=事実+解釈」であるという視点が紹介されています。
この図のように、一目で概要を捉えることができる図が多用されていて、内容を理解しやすいです。
この「知=事実+解釈」という観点以外にも、問題解決に関する様々な視点を知ることや、気付くことにつながる1冊です。
この本を読んだ後は、考え方に大きな変化が生まれると思いますので、ぜひ読んでみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!