こんにちは♪しゅはりんです。
あなたはコミュニケーションが得意ですか?
コミュニケーションと聞くと、
「多くの友人と楽しく話すこと」や「誰とでも仲良くなれること」と
考えられることが多いのではないでしょうか。
私自身「内向型」のため、大勢の人と同時に話すことや、
同じ世間話を繰り返すことよりも、1対1や、少人数で深い話をするのが好きです。
「内向型」の人は同じような感覚をもつことが多いのではないでしょうか。
1対1や少人数のコミュニケーションにおいても、
大勢の人とのコミュニケーションにおいても、
コミュニケーションの質を上げてくれる「PAINT」という考え方があります。
難しい考え方ではないので安心してください♪
「PAINT」とは
PAINTは以下の頭文字をとっています。
Persuade ・・・ 説得
Action ・・・ 行動
Inspire ・・・ 啓発
Notify ・・・ 通知
Think ・・・ 思考
コミュニケーションの「目的」や「目標」を考える際のヒントになります。
Persuade(説得)
相手を説得するためにコミュニケーションをとります。
具体的な例としては、懐疑心や反対意見を持つ相手を説得したい、といった場面になります。
Action(行動)
相手に行動して欲しいためにコミュニケーションをとります。
具体的な例としては、店に来たお客さんに購入という行動をおこしてもらう、といった場面になります。
Inspire(啓発)
相手を啓発したいためにコミュニケーションをとります。
具体的な例としては、社長や上司が社員のやる気を高め、啓発したい、といった場面になります。
Notify(通知)
相手に情報や知識を知らせたいのでコミュニケーションをとります。
具体的な例としては、あまり知られていない事実を正しく知ってもらいたい、といった場面になります。
Think(思考)
相手に自分で考えてもらいたいのでコミュニケーションをとります。
具体的な例としては、これまで持っていなかった観点で考えてもらいたい、といった場面になります。
「PAINT」の考え方が効果的な理由
目的や目標に焦点を当てる意識につながる
「PAINT」を意識していると、自分は何のためにコミュニケーションをとろうとしているのかを意識することにつながります。
「目的」や「目標」に焦点を当てる意識につながるとも言えるでしょう。
「内向型」の場合、外部刺激に高反応という特徴があるため、
どうしても多くの情報をキャッチしてしまったり、
声の大きな意見に流されてしまう可能性があります。
そのような特徴があるからこそ、内向型ほど特に、
「目的」や「目標」に焦点を当てながらコミュニケーションをとることが大切と感じます。
「PAINT」の考え方は、「目的」や「目標」を考える習慣に自然とつなげてくれると考えています。
目的や目標を段階的に考えることにつながる
「PAINT」の考え方は、「目的や目標に焦点を当てる」効果と同時に、
「目的や目標を段階的に考える」効果もあります。
例えば、相手に何か行動をしてもらいたい場合に、
いきなり「行動をしてもらう」ことを目的にしてもうまくはいかないでしょう。
それよりも、以下のように目的や目標を段階的に考えた方が、
うまく進みやすいでしょう。
まずは相手に必要な情報や、相手が行動することによるメリットを「通知」する。
↓
その上で、相手に自分で「思考」してもらう。
↓
その結果、相手が「行動」する。
上記はあくまで一例ですが、
「PAINT」の考え方は、目的や目標を段階的に考えることにつながります。
とるべき手段・行動が見えてくる
「PAINT」の考え方を参考にしつつ目的や目標を明確にできると、
自分がとるべき手段や行動が見えてきます。
相手を「説得」するのと、相手に「通知」するのでは、
必要な手段や行動は変わってきます。
逆に言えば、目的や目標が不明確だと、
自分がどのように行動したり、どのような手段を選択すればよいかが
わからなくなってしまうでしょう。
「PAINT」の考え方は、そのような状況になることも防いでくれます。
まとめ
今回「PAINT」の考え方について紹介しましたが、
自分がコミュニケーションをとる「目的」や「目標」を明確にする
ことが最も大切だと考えています。
「Persuade(説得)」、「Action(行動)」、「Inspire(啓発)」、「Notify(通知)」、「Think(思考)」
PAINTは上記の分類で考えることで、目的や目標を考えやすいため、
ぜひ活用していただければと思います♪
また、PAINTの考え方を意識してると、コミュニケーションをとる際に、目的や目標を考える習慣やクセがつきやすいと感じます。
自分の目的や目標を考える習慣やクセがつきましたら、
PAINT以外にも、目的や目標の分類方法は色々ありますので、
適宜カスタマイズして活用していただければと思います♪
ちなみに、相手に伝わりやすい「話の組み立て方」について、下記記事でまとめていますので、もしよければ読んでみてください♪
参考文献
「PAINT」という考え方はこの本で知りました。
今回紹介した「PAINT」の考え方以外にも、相手に伝えるための効果的な方法が数多く紹介されています。
「KISSの法則」、「4つのF」、「ストーリーテリング」、などなど。
本書は「プレゼンテーション」のポイントとして紹介されていますが、普段のコミュニケーションや人間関係でも活用できる内容です。
もし興味がありましたら、読んでみてください♪
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!