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伝わりやすさの違いに驚く!?「ロジカルコミュニケーション」とは

こんにちは♪しゅはりんです。

あなたは自分の考えを人に伝えるのが得意でしょうか。

もし自分の考えを相手にスムーズに伝わる「順番」があると聞いたらどうでしょうか?

試しに一度、当記事で紹介する「ロジカルコミュニケーション」の順番で人に考えを伝えてみてください。

自分の話を相手がスムーズに理解してくれることに驚くと思います。

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ロジカルコミュニケーションとは

ロジカルコミュニケーションは、以下の流れで考えを伝えることを指しています。

① 状況説明+問題提起

② 結論(仮説でもよいです)

③ 理由(3つくらいが理想的ですが、1~2つでも可)

④ 行動

例えば以下のような流れですね。

【例1】

①状況説明:リーダークラスの新しい研修を提案する

①問題提起:新しいリーダー向け研修を何にするか

②結論:コーチング研修が良い

③理由1:話すのはうまいが聴く力が足りない

③理由2:若手を育てるスキルが必要

③理由3:他社で成功した事例が多い

④行動:トライアル実施してよければ導入したい

 

【例2】

①状況説明:他部署の人と仕事の分担を交渉して決める

①問題提起:3か月後のイベントの進め方について

②結論:役割をAとBで分担したい

③理由1:会社の方針はスピードを求めている

③理由2:あなたはAが得意

③理由3:私はBが得意

④行動:役割分担をつくるので進めてほしい

 

今回は仕事における流れを例として挙げましたが、ざっくりとしたイメージを感じていただければと思います。

ロジカルコミュニケーションの活用場面と注意点

自分で考えを整理する時にこそ効果的

ロジカルコミュニケーションは人に自分の考えを伝える時はもちろん、自分一人で考えを整理する時にも効果的です。

むしろ、人に伝える前に自分の頭の中で考えを整理する際にこそ、ロジカルコミュニケーションの順番で考えることは効果的でしょう。

自分で自分に説明するイメージでしょうか。

自分の中で考えがまとまっていない状態で説明しても、相手に伝えるのは難しいですからね。

相手が外向型の時ほど効果的

内向型は、「話しながら考えを整理する」よりも、「事前に頭の中で考えを整理してから話す」という特徴があります。

外向型の人から内向型の人を見ると、場合によってはもどかしい気持ちになるのかもしれません。

外向型の人に考えを伝える場合やコミュニケーションする場合、ロジカルコミュニケーションの流れを実践していると、いつもよりも考えを端的に伝える印象になります。

外向型の人からみても心地よいリズムに感じるのではないでしょうか。

外向型のリズムに合わせるのが必ずしも良いと言いたいわけではなく、内向型と外向型の割合が、「1:3」と言われる現実があるため、多数派の外向型に理解しやすい伝え方のパターンを1つ持っておくことは効果的と考えています。

「ハンマーを持ったら全てが釘に見える」状態に陥らないように注意が必要

「ハンマーを持つ人にはすべてが釘に見える」という言葉を一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

「欲求5段階説」で有名なアメリカの心理学者アブラハム・ハロルド・マズローの言葉と言われています。

ひとつの道具を手に取ると、あちらこちらに使ってみたくなる心理状態のことを指しています。

「ロジカルコミュニケーション」はたしかに自分の考えを効果的に相手に伝えることができます。

ただ、いついかなる時も「ロジカルコミュニケーション」の順番で伝えることがよいかというと違うでしょう。

相手にとってつらい事実を伝える時に相手の気持ちを考えずに結論からズバッと言い切ることは避けた方がよいでしょうし、相手の話を聞かずにひたすら自分の考えを一方的に伝えるのも違うでしょう。

「ロジカルコミュニケーション」を活用するべき時かを判断する意識も持ち合わせて活用していくのがよいと考えています。

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まとめ

1人で考える際や人とコミュニケーションする際に、方法や考え方は色々ありますが、

「ロジカルコミュニケーション」の順番で話を組み立てることは、自分で考える際も、人とコミュニケーションする際も、強力なツールの1つになってくれると感じます。

試しに使ってみてもし自分に合わなければやめればいいだけなので、ぜひ軽いゲーム感覚で活用してみてはいかがでしょうか。

きっと、考えのまとまりやすさや、いつもと違う相手の反応に驚くと思います。

参考書籍

ちなみに、当記事で紹介した「ロジカルコミュニケーション」は、この本の中で紹介されている方法です。

自分自身この本を読んで実際にロジカルコミュニケーションの順番で伝えてみた時に、スムーズに考えが伝わることに驚きました。

ロジカルコミュニケーション以外にも、「ロジカルシンキング」全般の重要な考え方がわかりやすい表現で紹介されています。

この1冊を読むことで、仕事で必要となる「ロジカルシンキング」のベースとなる部分は理解できると感じます。

イラストを交えて読みやすい文章のため、1~2時間で読み切れると思います。

人へ自分の考えの伝わりやすさが大きく変わるので、ぜひ読んでみてはいかがでしょうか。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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